2008年8月17日日曜日

日本におけるiPhoneの価値について

iPhoneが日本にやって来たことで、従来の携帯電話とiPhoneとを比較する動きが各地で頻繁になってきました。やはり、iPhoneと今までの携帯電話との間には、大きな差がありますね。

一番違いを感じる点はタッチパネルでしょう。画面に触れる事で操作するというのは、従来のキーパッド操作よりも簡単です。そして、これまでにない操作感が味わえるので、若年層にも年配層にも受け入れられる感があります。

一方、逆に革新的過ぎることにより、敬遠する層も少なくないかもしれません。携帯電話には、常に新しいものを求める人が多い一方、シンプルな機能に特化して欲しいという人も多くいます。そういう意味では、今までの携帯電話とiPhoneの間には、住み分けができやすい環境があるといえます。

今後、iPhoneは若年層を中心にシェアを伸ばしていくと思われますが、新鮮さが薄れた時、果たしてタッチパネル操作は定着するのかというと、正直微妙なところです。日本の若年層がもっとも携帯に求めるものは、メールとカメラです。メールはどうしてもキーパッドの方が打ちやすいので、この辺りでどうなるかという点に若干の不安が残ります。

ソフトバンクが今後どのような戦略を打ち出していくのか、非常に楽しみです。